• みずき書林

「いい人になる」

昨日、43歳になりました。

吉永小百合と同じ誕生日だということを知りました。



さて、43歳の(というかこれから先の)抱負は、

「いい人になる」

です。


この歳になってそんなことを言い始めるのは、遅いといえば決定的に遅いんだけど、最近、ようやく気が付きました。



子どもの頃は、クールで才気走ったキャラに憧れたりもしたものです。

ちょっと斜に構えて、皮肉っぽい冗談を口にして、あえてひとりでいることを好んで背中を丸めているような。

このあたり、誰のせいでもないんだけど、強いて挙げれば、筒井康隆とウディ・アレンの影響があるかもしれぬ。初期春樹と初期ジョン・レノンも、もしかしたら吉行淳之介も、影響を及ぼしているかも。


んで。この歳になって、そういうペシミスティックな鋭さやシニカルな機知みたいなものは、自分には似合わないと気づきました。

別になにか決定的なトリガーがあって気づいたわけではなく、なんとなく思っていたことが、ここ数年で腑に落ちたということでしょうか。


結局のところ、根が善良で特別な才能もなく基本的に育ちのいい人間が、世間様に関わっていこうとするなら、面白さよりも親切さのほうが圧倒的に求められる。


できるかぎり真面目に。丁寧に。

それ以外にベターな方法はないのよ。



まあ、そう簡単には変われないから、あいかわらずバカなことを口走ってまわりをうんざりさせることもあると思うけれど、ともあれ、後半戦もよろしくお願いいたします。