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  • 執筆者の写真みずき書林

「えーと」っていうな。二度と。



この週末のジュンク堂書店でのオンラインイベントを見直して愕然としました。


冒頭にみずき書林代表岡田という者が、3分ほど前口上を述べました。

書籍の紹介、イベントの主旨、登壇者の軽い紹介、といったどうということのない話です。

ところがこのわずか3分ほどの間に、この男は「えーと」ということばを約1万回ほど言うのです。


とにかくもう、途中からは「えーと」が気になって話に集中できない。

考えながら喋っているのだろうが、文節ごとにこのフィラーが挿入され、耳障りなことこの上ない。



昨日は春セメのスタートで、いろいろな懸念(10人以内くらいと伝えられていた受講者が実際には80人いて、そのことを知らされたのが土曜日。しかもそれだけの人数が対面とオンラインに分かれるなかでグループワークをしようという、地獄のようなオペレーション)のわりには、比較的うまく初回の講義をこなしたと思っていました。


でもどうせ、この講義中にもざっと1億回くらい「えーと」と発話していたに違いないのです。

初回を終わっての学生たちの感想は、授業の内容などではなく「えーとが多い」だったに決まっているのです。



いいか。

もうお前は、一生分の「えーと」を言った。

これから先、二度と――最後の息を吐きだすその時まで――「えーと」って言うな。

いいな。



今日は創業記念日です。

3歳になりました。

3歳の目標は、「えーと」って言わない。です。

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自分の本の準備を進めつつ、この数日で、いくつかの企画が動き始めました。 昨年末からほぼ動きを止めていた出版活動が、再び活発化しつつあります。 どこまでやれるかはわかりません。 でもやれる限りやってみようと思います。 いま一緒にやろうと話している相手は、みんな僕の病気のことをわかってくれています。 もしかしたら迷惑をかけるかもしれないけれど、でもやはり最後までみずき書林は活動を続けていこうと思います

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