top of page
  • 執筆者の写真みずき書林

「なぜ歴史に関心があるんですか?」

この1週間で、2回同じ質問をされました。

「どうして戦争や近現代史の本を出すようになったんですか?」


2回とも、うまく答えられませんでした。

というか、ひとに言うほどのカッコいいストーリーがあるわけではないんです。


無理に説明しようとすれば、いくつかの要因はあるかもしれません。

たとえば、

『火垂るの墓』を観に行ったとき、隣で号泣していた祖母のこと。

高校時代の担任で、かわいがってくれた歴史の先生のこと(彼は何年か前に若くして病気で亡くなりました)。

前職で出会った早坂暁先生のこと。

独立したときに持ってきた企画と、そこからつながっている人たち。


でもまあ、「なぜ歴史に関心があるのか」と言われても、なんだか茫漠としていて、これという決定的な物語はなかなかないものです。

いろんなことがゆるゆるとつながっていて、何となくずっと気になっている、と言うしかない感じ。

僕らは戦争を知らないから、きっとみんなそんなもんだろうと思うのだけど。


「何千と言葉選んだ末に

何万と立った墓標の上に

僕らは歩んでいくんだきっと

笑わないでね」


これは米津玄師の「ナンバーナイン」という曲の歌詞で、おいおい米津玄師なんて流行りの音楽を聴くのかよ、と言われるかもしれませんが、とてもいい。

たまに歌詞がすごくぐっときます。

さっきからこの曲ばかり50回ほどリピートしているのは、単にほろ酔いだからというだけではない、と思います。


もう若いとも言えない年齢になって、本当に若かったころのことが〈歴史化〉していくのを感じていること。

これまでと同じ時間をもう1回繰り返したら確実に死ぬのが、最近ちょっと怖いこと。

今日は初対面の人に向かって、そんなことを喋ってしまい、猛省しています(苦笑)。


最新記事

すべて表示

引き続き倦怠感

またしばらく更新が滞りました。 この数日、倦怠感があったり、急に明け方に高熱が出たり、ちょっとだけ参ってました。 本当はこういうときこそブログや日記を書くべきなのかもしれません。 体調がよくて比較的平穏に過ごせているときだけでなく、ちょっと具体が悪いときほど、書き残しておくべきなのだと思います。 しかし頭ではそう思っていても、実際に具合が悪いと、なかなか思ったように書けません。 そういうときは時間

倦怠感が少し

昨日今日くらい、なんだか倦怠感が強く身体がうまく動かない感じ。 ここのところずっと点滴していたステロイドを半量に減らしたので、その影響もあるのだろうか。 身体に力が入らず、集中力に欠ける状態が続いていて、少しつらい。 まあ、こんな日もあるということで、できる範囲・できる時間で仕事をしていくしかない。 スピッツの新譜を聴きながら仕事。 あいかわらずのグッドメロディ。学生の頃から聞いてきた音楽。 なん

19日、20日の日記

5月19日(金) 昨日は実に眼福なものを拝見する。 公開してもいいものかどうかわからないのでここに詳しいことを書くことはできず、思わせぶりな書き方になってしまいけれど、本当に恐縮かつ光栄なことでした。 ごくごく身内にだけ見せて、感涙に咽んだのでした。 5月20日(土) 午後からイベント3連発。 13時から第4回聖書読書会。 マタイによる福音書。今日読んだ最後の節が、イエスがガダラの人を癒すというく

Comments


bottom of page