• みずき書林

「待つ」ことと、「続ける」こと。

今月の小社の新刊2点、


福間良明 編

昭和50年代論――「戦後の終わり」と「終わらない戦後」の交錯


蘭信三/松田利彦/李洪章 /原佑介/坂部晶子/八尾祥平 編

帝国のはざまを生きる――交錯する国境、人の移動、アイデンティティ


発売開始しています。

書籍の詳細は上記のリンクをクリックください。

あらためて、よろしくお願いします!


お近くの書店でお求めいただければ幸いです。

もうね、みんな「推し書店」を持つといいと思います。

リアル店舗でもいいし、ネット書店でもいい。

でも推しというのは基本的に、「自分だけのもの」と思わせてくれるヒト/モノのことですよね?

であれば、超巨大なメジャーカンパニーを推しにする人ってあまりいないんじゃないかな。マアンゾとか。

それよりも一本独鈷でやっている近所の本屋さんのほうが推しには相応しい。そういう店をひとつふたつ持つのも悪くないですよ。

もちろんそういうお店には欲しい本がなくて取り寄せになるかもしれません。即日配達なんてすごいことをする大手よりは数日長くかかるでしょう。

でも僕らはきっと、「待つ」という行為の味わい深さを再び取り戻すべきなのだと思います。



なお、小社のウェブショップというものもあります。

ここで買うと、いまならお買い上げいただいた額の5%を難民支援のために寄付します。

とくに『帝国のはざまを生きる』のほうは、日本人がいまのウクライナ情勢を考えるための補助線としても大いに有効です。

そんな迂遠なことをするくらいなら、ある程度まとまった額を今すぐ寄付したほうがいいのではないかという意見もあるかもしれません。

でも僕にとって大事なのは、自分で「しくみ」を作ることなのだと思っています。

寄付して終わり。ではなく、ある程度継続的な「しくみ」を作って走らせること。

そのほうが、関心が持続すると思うわけです。

一度寄付してしまうと、そのことに対して義務を果たしたような気になってしまうかもしれません。それよりも、時間をかけて寄付の「しくみ」そのものを継続すること。そのほうが、少なくとも僕にとっては、そのイシューと関わり続ける意識を育んでくれます。

もちろん、あくまで僕にとっては、ということです。今すぐまとまった額を寄付することにも価値があることは言うまでもありません。


「待つ」ことと、「続ける」こと。

時間に関するこのふたつは、グローバル企業/国家による「欲しい→手に入れる」という短絡的なラインの中で見直されるべき行為かもしれません。

じゃないと、こらえ性のない、タメの効かない大人になってしまいます。




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このエントリーが、記念すべき1000件目。 サイトを作ってブログを書き始めたのは、2018年の7月頃。 約4年が経ちました。 長いテキストで恐縮なのですが、お時間のある方は以下の記事を読んでみてほしい。 ブログを書き始めてわずか9件目のエントリー。 2018年7月6日に書いたものです。 「私が社長だったころ」 いまだに、この頃の気持ちをありありと思い出すことができる。 そのいっぽうで、すっかり変わ