• みずき書林

『「いただきます」の人類史』と『原爆写真を追う』――新刊2点のタイトル

この夏に刊行する新刊2点のタイトルが決まった。


「いただきます」の人類史

――ヒトの誕生から生活習慣病の現代まで


原爆写真を追う

――東方社カメラマン林重男とヒロシマ・ナガサキ



まだ情報をアップできないけれど、近日中には公開したい。


前者はからだと食べものの関係を、宇宙と生物の進化という巨視的な視点と、生物個体とその細胞の生存戦略という微視的な視点の両面から描く。

著者の小児科医の先生はなんと、僕の主治医の奥様。

この不思議なご縁についても書きたいことがたくさんある。病気になったからこそ出会えた本。編集者兼患者というのは、まず間違いなく最初で最後の経験になる。

イラスト・装幀画は、藤岡みなみさんのZINEでもお世話になっているなかいかおりさん。とても素晴らしいカバーイラストが出来上がっていて、公開するのが楽しみ。


後者は被爆後の広島と長崎の両方の写真を撮影したカメラマン、林重男が書いた/について書いた本。

第Ⅰ部は林重男の著書『爆心地ヒロシマに入る』(原著は岩波書店刊、現在は絶版)に注を付したもの。

第Ⅱ部はその林重男の評伝。林は『FRONT』で有名な東方社に所属していて、プロパガンダ向けのさまざまな写真を撮影。その後、先述のとおり広島と長崎の原爆被害状況を撮影し、戦後は職業カメラマンとして暮らしながら、「反核・写真運動」の結成に中心的な役割を果たし、写真による反核・反戦を訴え続けた人物。

150点以上の写真を収録予定。


どちらもなかなかよい書名になったと思っています。


どんな仕上がりになるのか、ぼく自身も楽しみな2冊です。


チラ見せ

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HISASHI君とAMIさんのラジオにゲスト出演した回、後編が公開されました。 ここで内容について長々と書いてそれを読んでもらうよりは、ぜひ聞いてみてください。 僕は歴史学・社会学・文学といった本が好きで、そういった本を作ってもいます。 それを踏まえていろいろ喋ったのですが、個人的にもっと喋りたかったこと。 それは「感動ってなに?」ということでしょうか。 感動をするって、どんなメカニズムなんでしょ