3月31日付読売新聞に広告を出しました(大阪・九州方面は4月1日掲載)。
今回は『いかアサ』1本打ちです。
新聞の出版広告はサンヤツと呼ばれます。3段8ツ割の略です。
決まった大きさのなかに8社分が並びます。
この本(に限らずですが)は、いいたいことがたくさんあって、とてもこのスペースに書ききれるものではありません。
しかしあまり字をたくさん入れて圧縮陳列をしてしまうと、活字が小さくなり、目立たなくなります。
いつも刷り上がったものを見ては、隣人たちの広告の並びのなかで反省したり知見を得たりです。
ついでながら、プレスリリース用のテキストも作りましたので、アップしておきます。
こちらは、書評依頼用にマスコミ方面に献本する際に、手紙とともに同封するものです。
こちらもあまり長いと読まれないので、A4オモテ面くらいにまとめないといけません。
そして、「本を通読しなくても、このペーパーさえあれば、短い書評やコラムくらいなら書ける」のが良いとされています。記者さんも書評者も忙しいですから、すべての本を熟読玩味している余裕はありません。
そこで(いささか言葉づかいは乱暴になりますが)、
「この本、面白そう」
と同時に、
「しかも、簡単に記事が書けそう」
と思わせるのが高等テクニックだとされています。
限られたスペース、限られた時間の中で、媒体によって過不足ないことばを綴る。とても難しいですね。
(ついでに書くと、ネット全盛のこの時代、日刊紙や月刊誌に広告や書評が載ったからといって、そのまま喜んでいるだけではあまり意味がありません。載ったことをSNSで告知して拡散し、さらにいつでも読めるようにアーカイブ化しておくことで、少しでも効果を波及させないといけません。
クラシックメディアとネットメディアの有効活用。これもなかなか難しく正解の見えない作業です)
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