• みずき書林

『この世の景色』書籍情報アップ

小社の次の新刊となる早坂暁先生の『この世の景色』、ひとまず情報を公開しました。


小社サイトの書籍情報はこちら


版元ドットコムの情報はこちら


また、関連して早坂先生の言葉をつぶやくbotも作ってみました


桃井かおりさんからいただいた「はじめに」の原稿の一部も紹介しています。

暁(ギョウ)さんへの愛に溢れた、勢いのある素敵な文章です。


以下は、上記の版元ドットコム用に書いたテキスト。

反骨だけど偏屈ではなく、優しいけれど甘くなく、泣きそうなときは笑うことにしている。

いまこそ、このチャーミングな作家に学ぶことはたくさんあると思います。


*****


「夢千代日記」「花へんろ」「天下御免」「天国の駅」「ダウンタウン・ヒーローズ」「華日記」「公園通りの猫たち」など多くの名作ドラマ・小説を遺した早坂暁のベスト・エッセイをセレクトしました。


昭和に大活躍した作家・脚本家なので、いまの若い方はもしかしたらあまり知らないかもしれません。

でも、早坂暁という人の面白さ、やさしさ、自由さを、いまこそたくさんの人に知ってもらいたいと思っています。

平成を越えて令和になり、昭和という時代は――とりわけ戦後の社会は、庶民の哀しさや健気さといった、ある種のノスタルジーを感じさせる時代としてイメージされることが増えました。

そのイメージは、早坂暁のドラマや文章によって作られた部分が、たしかにあります。


遊び心とはどういうことなのか。

悲しいときや切ないときに、大人はどんなふうに笑えばいいのか。


早坂暁のエッセイには、そんなぬくもりがたくさん詰まっています。


想像力をことばにすることで生きていた男の、至芸をお楽しみください。


特設ページも制作中

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遠く離れた同じ景色

画面の左手前に砂浜が映っていて、そこにゆったりとした波が寄せては返します。 砂浜は湾曲しながら遠くまで続いていて、海を迂回するように右に細く伸びています。伸びた先は画面の右奥、海の向こうに、遥かに島が続いています。 空には動かない雲が幾層にも重なっています。 波の音だけ聞こえます。 ともにわずか数十秒の、とてもよく似た景色を映したふたつの動画を、同じ日にもらいました。 ひとつは夕陽で、ひとつは朝日

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