『なぜ戦争体験を継承するのか――ポスト体験時代の歴史実践』
蘭信三・小倉康嗣・今野日出晴 編
の書評が、今月の図書新聞に掲載されました。
評者は平井和子先生。
すごくいい評。
編集中に何度も読んでいるんだけど、そしてボリューム的に通読するのはそれなりにハードな本なのだけど、でももう一度読み直したくなる。
つい最近、編者の蘭先生や第五福竜丸館の市田先生とちょっとだけやりとりした、「家庭内でどこにもいけなままになっている戦争体験」について、ここでも触れられています。今後、もっと言及されていくフィールドになっていくのかもしれない。個人的にも、関心がある。
そして、「本書は「ポスト体験時代」の到来を恐れることはないと示してくれる」とも。
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