沖田瑞穂先生の著書
『マハーバーラタ、聖性と戦闘と豊穣』
詳細情報をドロップします。
A5判上製・カバー装・縦書で、320頁前後となる予定です。
価格はまだ未定。
目次は以下のとおり。
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はじめに
第Ⅰ部 あらすじ
第Ⅱ部 論考
『マハーバーラタ』の構造
第1章 『マハーバーラタ』のふたつの構造
第2章 ヴァルナからヴィシュヌへ
第3章 神々の不死の起源――アムリタとソーマと蘇生の術
第4章 呪術師ウシャナス
第5章 ビーマはなぜ料理人に変装したのか
第6章 英雄たちの二重のイニシエーション
『マハーバーラタ』と世界の神話の比較
第7章 悪魔と富の比較神話
第8章 乳海攪拌神話とラグナロク――終末の神話
第9章 ゴーヴァンの比較神話
『マハーバーラタ』と日本の神話の比較
第10章 花咲か爺の起源
第11章 マータリの地底界めぐり
第12章 ヒルコとアルナ
第13章 シヴァとスサノヲ――その奇妙な類似
第Ⅲ部 小事典
おわりに
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第Ⅰ部のあらすじでは、『マハーバーラタ』の主筋について、明快に描き出します。
この1万8000字を読めば、『マハーバーラタ』の主要なストーリーがひとまず頭に入ります。
さらに第Ⅲ部の小事典では、人名を中心に180以上の項目について解説。
Ⅰ部とⅡ部のふたつをインストールすれば、ストーリーとキャラクターはばっちりです。
そして第Ⅱ部の論考は、沖田先生の10年の研究のまさに枢要です。
ここを読むと、ストーリーとキャラクターがさらに躍動することになります。
こうしてタイトルだけ並べてみても、興味深く多彩なテキスト群であることがよくわかりますね。
なお、あらすじ・論考・事典とさまざまなフォーマットがあるので、本文のレイアウトも凝ったものになります。
目下、デザイナーさんと制作中。
そしてそして、装丁画は、新井文月先生に書き下ろしていただきます。
先日打ち合わせを行ったばかりですが、素晴らしいスピード感ですでにラフが届いています。
かつてないインパクトをもったカバーになることは、すでに決定です。
それやこれや、決まり次第、順次追加情報をアップしていきます。
刊行は今年4月。
よろしくお願いします!
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