• みずき書林

『五月の鷹』クラファンとアーサー王の記憶


『五月の鷹』のクラファン、残り20日を切った時点で、支援人数が600人を超えています。

支援総額は目標の170%越え。

200%オーバーのサードゴール達成で、音食紀行・遠藤さんがレシピ動画を公開とのこと。


ほとんど中だるみすることなく盛り上がり続けているのがすごい。

とくに、12/14にセカンドゴールを達成してからの怒濤の展開がすごいですね。


15日には遠藤さんの応援メッセージが公開。

思えばこれがレシピ動画の布石だったようです。


17日には一部先読みを公開。

けっこうな量のテキストを公開しています。

ここを読んだだけでも、ガウェインをはじめとする人物たちがいきいきと立ち上がってくるようです(そしてパーシヴァルの言われよう)。


さらに22日には椿さんの応援メッセージが公開。

ファンに向けて、そしてこれから好きになるかもしれないファン予備軍に向けて、実に行き届いたテキストです。


「その作品やキャラクターと離れがたくて、それについて考えていたくて、歴史物であればその史実について調べたり、同じものを題材にした別の作品にも手を出したりした経験はありませんか?」


という一節に深く頷きつつ、ガウェインとともに子どもの頃の記憶の中にいる、魏の張遼、新選組の土方歳三、梁山泊の花栄といった面々を思い出したりしました。



23日にはプレミアム冊子への小路先生の参戦が発表。

ここでリンクが貼られているスターウォーズもまた、子どもの頃からいまに至るまでずっと見続けています。

たしかに、オビ=ワンもヨーダも、マーリンと同じく〈途中でいなくなる賢者〉だなと前から思っていました。

一回消えた後に蘇ってくるという意味では『指輪物語』のガンダルフもその変形かもしれません。

とはいえマーリンは「弟子にした女魔法使いに溺れ、結局は彼女によって幽閉されてしまう」ことになります。

こういう末路を辿る賢者は実に珍しいのでは?

こんなふうに、異性愛者であることが致命傷になる賢者、いるだろうか。

このモチーフはどこから来たのか、どこに受け継がれているのか、気になります。


などなど、アーサー王を中心にして、いろんな物語や記憶・連想・考察が開かれていくのも、この物語の大きな魅力のひとつと言えるでしょう。


それやこれやはサイト内の「活動報告」でチェックできます。


なお、遠藤さんが言及している『アサめし』、小社より刊行予定。

そういえば僕は子どもの頃に司馬遼太郎の『新撰組血風録』を読んだせいで、綺麗に焼けた餅をみると土方歳三を思い出す。

これからは固いパンを食べるとガウェインを思い出す身体になってしまうのだろう。


先日のランチ。沖縄料理屋の「生アーサーそば」