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  • 執筆者の写真みずき書林

『母と暮せば』増刷(速ぇ)


増刷。

この甘美かつ危険な響き。


畑澤聖悟さんの『母と暮せば』、2刷決定です。


いま、新宿の紀伊国屋ホールでこまつ座が公演中。

この評判がとても良いらしい。

富田靖子さんと松下洸平さんのふたり芝居。

原案は井上ひさし。

演出は栗山民也。

脚本は言うまでもなく、畑澤聖悟さん。



数日前に、劇場ロビーで売り上げ好調だから補充の依頼がありました。

その後、あれよあれよという間に配本部数が足りなくなり(そう。劇場と小社オンラインショッでは先行発売していますが、一般発売はまだなのです)、増刷を決めました。



こまつ座の公演は、このあと九州を中心に9月まで巡演予定。

劇場でも買えるほか、小社オンラインショップでも発売中です(オンラインショップでご購入いただくと、おまけとしてみずき書林店主の作品評ペーパーが付いてきます)。


芝居はその場限りの芸術で、本はずっと残る表現です。

どちらにもそれぞれの良さがあります。

芝居をご覧になった方、あるいは山田洋次監督の映画版をご覧になった方、その場限りの記憶を抱きかかえるためのよすがとして、本を手元に置いておくのはいかがでしょうか。


ちなみに初版の奥付は青森空襲の日。2刷は長崎の日にする予定。



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人生最初で最後になるであろう、自分の本を作っています。 これまで編集者として何冊の本を作ってきたか、前職まで含めると数えることもできません。膨大な数の本を編んできました。 でも自分が著者になるのは今回がはじめての体験です。 そしてほぼ間違いなく、最後の体験になります。 いまは企画書をブラッシュアップしながら、とにかくこれまで書いたブログをすべて読み返しているところ。 ざっとななめ読みして、使えそう

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