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  • 執筆者の写真みずき書林

いかアサ会@B&B


今日は、下北沢の本屋B&Bにて、『いかアサ』の刊行記念イベントでした。


おかげさまで満席。60席くらいがほぼ埋まっています。

僕は席には座らず、いちおう裏方としてバックヤードに近いところにいたのですが、開始5分くらいで、小宮先生が「満足したから大阪に帰ります~」といっていきなり退席。ステージを降りてどこかに行ってしまいます。

会場はちょっとざわっとなります。僕は裏で笑っています。

何事もないかのように進行する岡本先生。

「マーリンのMの発音が面白い」とひとりでマーリンマーリンとマニアックな発音で連呼しています。


ややあって、鎖帷子に兜をかぶりココナッツを持った異形な風体の騎士が乱入してきます。

そして兜が重いとか臭いとか言いながら、自分は小宮ではないと言い張ろうとします。


B&Bさんは極めてオシャレな雰囲気の書店なのですが、もうのっけから暴走気味です。

騎士が乱入してきたとき、僕はイベント会場とは本棚ひとつ隔てて通常営業している書店サイドにいました。

そしたらそこにアジア系の外国人のカップルがやってきて、イベント会場を覗いて目を丸くしてビビっていました(笑)。


あらためて見ると、冗談みたいな画である

そのようにして、トークイベントは進行します。

後半では「アーサー王検定」を行い、こぶしで決めるグッズ争奪戦を行い、ポスターやクリアファイルを配ります。

アーサー王検定は、編者のおふたりが心血を注いだ苦心の作で、正解なき問いとしても、トークの入口としても秀逸です。多少おおげさに真面目に言えば、学習とは答えを覚えることであるのに対して、学問とは問いを立てることであると再認識させてくれます。さらに学習はつまらないかもしれないけれど、学問は面白くなくっちゃということを感じさせます。


*****


イベント中に、編者の両先生から記念の品をいただきました。

これはまったくのサプライズで、ぜんぜん知りませんでした。

粋な計らいに感謝申し上げます。


そして山田南平先生からも、素敵すぎる色紙を頂戴いたしました。

(しかもグウィネヴィアを気に入っていた妻の分まで……!)

そう、お気づきになった方も多かったかもしれませんが、本日の会場には、執筆陣から山田南平先生、森瀬繚先生、塩田信之先生、椿侘助さんが出席くださっていました。



以上、自慢でした(笑)。



楽しい一日でした。

お越しいただいた皆様に心から御礼申し上げます。



さて、そろそろ眠らないと。

明日は大阪です。



みずき書林に、また宝物が増えました。


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