岡本広毅・小宮真樹子の両先生による編著書、
『いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか――変容する中世騎士道物語』
(通称『いかアサ』)
3月10日に刊行することに決めました!
それに先立ち注文用のチラシを制作し、編者のおふたりにお送りしたところ、早速Twitter上でアップされ、おもわぬ反響を呼んでいます。
反響の主因が山田南平先生の美しいイラストにあるのは間違いありませんが、今回はそれに加えて、装丁を3種類作ろうという、この手の学術的な内容の本ではあまり類例がない試みをする予定です。
そこで気になるのは、どの人物のカバーが売れるのか? ということです。
イラストを描いてくださった山田南平先生が周囲の方にアンケートをとられたところ、
アーサー 6票
ランスロット 4票
ガウェイン 1票
という結果になったとのことです。
かなり大差がついており、青ざめました。
(いちおう私の立場を明記しておくと、出版社ですので、キャラ人気は刷部数に反映されざるをえません。しかし、印刷や管理の都合で、できれば3パターンを平均的に作っておきたいのです。僕自身がガウェイン派であることを差し引いても、6:4:1はマズいだろ……と)
そして山田先生のご提案を受けて、公式Twitterで投票を行ったところ……
アーサー 29%
ランスロット 25%
ガウェイン 39%
その他 7%
という得票率です。(1/14 18:30現在。投票総数258票)
ガ……
どういうことでしょう。
こっちでは、強大な力を発揮しています。
まさか、日が落ちたから、今からランスロットに逆転されるんじゃないだろうな。
ちなみに、月内に書店向けにチラシをFAX・DM送付しますので、その注文の戻りで、もうひとつ統計が取れるはずです。
本屋さん選挙区では、やはりセンターポジションのアーサー夫妻が強いのではと予想されますが、はたしてどうなるのか。
Twitter投票はあと5日あります。
買う買わないはともかく(それは買って下さったらありがたいですが!)、もし買うならどれにするか、ぜひ投票ください!
あなたの一票が。部数決定に、響きます。
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ちなみに、チラシアップでこんなに反響をいただけるとは思っておらず、まだ小社ウェブはもちろん、各サイトにも登録が済んでいません……。
近日中に書誌情報をアップしますので、今しばらくお待ちください。
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