前回の速報で、本文とコラムのレイアウトを紹介しました。
今回は、対談のレイアウトをご紹介。
本文とコラムは、中世写本を意識して装飾文字を用いたり、マージナリアをパロディしたレイアウトにしています。
一転して、対談はSNS風のページにしてみました。
アーサー王伝説のポップカルチャーへの影響を探るという本ですから、中世風なだけではなく、現代的なイメージも取り入れたいなと思い、対談という硬い感じではなく、あたかもチャットしているような雰囲気に。
そして山田先生のブログやいかアサのTwitterで告知済みのとおり、アイコンはなんと山田先生の書き下ろしです!
愛用の甲冑「ランスロットくん」を装備して意気揚々の小宮先生。
兜のなかでは、さぞ嬉しそうに笑っていることでしょう。
(テンションが上がった流れで、編者のおふたりと私とで、今回の執筆陣をアーサー王の登場人物たちになぞらえて盛り上がったのは内緒です)
この対談、アーサー王物語に対する愛情がふんだんに語られ、『金マビ』ができるまでや舞台裏の設定もほんとうにたくさん語られます。
アーサー王伝説が現代に生まれ変わるときに、実作者は元となる物語や人物をどのように解釈して再生させていくか。そのような、いわば本書の根幹である〈受容と表現〉の現場が、具体性をもって楽しめます。
山田先生については、カバーイラストも書き下ろしていただける(しかも3パターン!)という必殺技もあります。
このラフも素晴らしいものが手元にあり、もう早くご紹介したいのですが。
しかし先日の円卓会議において、「ギリギリまでひっぱる」という大方針が定められたので、もう少しひっぱります(笑)。
いつどのタイミングで公開されるのか、ご期待ください!
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