• みずき書林

ゆるゆる決算ふわふわ経理

決算。

税理士さんとの打ち合わせ。

決算・経理系の話し合いだけは、いつになく真面目な顔でやるのですが……


税「今年はけっこうたくさん本を出しましたね」

僕「はい。それなりに」

税「今年刊行した本を確認していきたいんですが、(書類をめくりながら)まずこのどんどんと……ええと……」

僕「ああ、はい。むきむきですかね」

税「そうですね、どんどんとむきむき。それとこのうとうと……」

僕「うとうと? うとうとという本はないです」

税「あれ。そうですか? うとうと……」

僕「うとうとはどんどんとむきむきを出している著者さんなんです」

税「なるほど。ではこの……ぐるぐる……は?」

僕「ぐるぐるはあります。ぐるぐるは今年増刷したんです」

税「な、なるほど……」


といった、ゆるふわ系かつなんだかややこしい会話になってしまうのでした。


いい年した漢たちが銀座のオフィスの一室で額を寄せ合って、真面目な顔でエクセルの資料を睨みながら、ぐるぐるとかむきむきとか言っているのは、なかなかいいものでした。


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朗報がひとつ。 気になる文章がひとつ。 気遣いが嬉しいメールがひとつ。 生きているというのは、ときにひどく切ないねぇ。 我々はみんな、最後の日までは生きている。 その翌日からは、いい思い出と寂しさを残していく。 だからそれまでは、いままでどおり、楽しく笑って会話をしながら――ときどきちょっと涙ぐんだりしながら――やっていこう。みんなで。