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  • 執筆者の写真みずき書林

オンライン呑み会

GWに行ったのは、近所のポストと休み中も開いている郵便局。だけ。 でも、人もすなるオンライン呑み会といふものをしてみました。 しかも、どういうわけか3日連続で。 やっぱり、会って話すのとはちょっと違います。 たとえば顔を寄せ合って同じメニューを覗きこむときの近さとか。 同じ皿の料理をシェアしておいしいとかまずいとか。 ビールグラスやカトラリーを奥に渡していくときの、店員さんもまじえたちょっとしたバケツリレーとか。 脚を組み替えたときにテーブルの下でつま先があたって「失礼」とか。 トイレに行くときに「ちょっとごめんよ~」なんて、みんなが引いた椅子の後ろを抜けていくとか。 オンラインで飲むと、そういうどうでもいいような細部も含めての飲み会の温度みたいなものを思い出します。 とはいえ、慣れもあるのかもしれません。 昨日は4人で飲んだのですが、慣れてしまえば、けっこういける予感がしています。 出版界には、 「やっぱり電子じゃなくて紙の本じゃないと読んだ気がしないわ」 「pdfの校正機能? ムリムリ。やっぱりゲラ校正は紙じゃないとできない」 という層が僕も含めて一定以上いますが、これからは、 「オンラインもいいけどね。やっぱりリアルで対面しないと会った気がしないわ~」 という感じになるのでしょうか。 zoomにはチャットと画面シェア機能がついているので、たとえばみんなで一緒の画像を見ながら喋れるのはいい。 (パリ凱旋門前の友人と、同じアングルの『水どう』の画面キャプチャを見比べる)

みんな家にいるから、それぞれの本棚から本を持ってきて見せあいながら喋れるのも楽しかった。 (ひとりが手元にあるウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』を見せると、もうひとりが秒の速さで同じ本を背後の書棚から出してくる)

それぞれが家にいることを逆手にとって笑いあえることもあるような気がします。 会いたい欲は、満ちたような気もするけれど、やっぱりむしろ強まったような。

髪ぼさぼさ&髭が濃い。次からは身だしなみに気をつけよう。


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