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  • 執筆者の写真みずき書林

シンポジウム「語りを一冊に編みあげるまで」

6月25日(土)晴


6月なのに酷暑。

10時から上智大学にてシンポジウム。

蘭先生、野入先生、重田さん、根本さんと久しぶりに再会。


対面のフロアには、田中さん、堀くん、阿知波さん、金澤さんなど知り合いがたくさん来てくれて心強い。

オンラインでは90人ほどが聞いていたとのこと。


後ほど主催者から送ってくださった感想を読むと、おおむね好意的に受け止めてもらえて一安心。

著者としての研究者だけでなく、語り手の重田さんや編集者が登壇して内幕を話すという構成は研究会としては異色の部類だったようだが、それも好評だったようでなにより。


野入先生はご自分のことばで楽しそうに語っておられた。

重田さんも余裕のある語り口。

そうそう、我々はこんなふうに本を作ったんだった。


僕自身の喋り方にはいろいろ反省が多かった。

ああいう場では、事前に原稿を用意しておいて喋る内容をほぼ固めたうえで、強調したい思いはその場のアドリブで付け足していくのが、僕には一番向いているスタイルなんだが、アドリブ部分がうまく言えなかった感じ。


この出版社を立ち上げてから作った本には、一冊ずつそれぞれに思い入れがある。

ともすればそれは、アカデミックな研究会で開陳するにはナイーブすぎる、センチメンタルすぎる思い入れかもしれないんだが、多少照れくさくても、そういう思い入れを言語化するのも、編集者の重要な役割なのかもしれない。

反省とともにそんなことを考えた。



企画を立ててお声掛けくださった蘭先生、コメントをいただいた有末先生、根本さん、PCまわりのセッティングからクロージングのことばまで様々にお世話になった安岡先生、ありがとうございました!





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