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  • 執筆者の写真みずき書林

トルコ、ウクライナ、四次元

更新日:2022年4月3日

4月1日(金)


昼過ぎに智秋さん、見元さんと東京ジャーミイで待ち合わせ。

トルコ文化を紹介するセンターであると同時に、壮大なモスクが立つ祈りの場所でもある。

内部にある書店に『旅をひとさじ』の営業をして、売店で今夜のお土産などを買い、屋上のチューリップ(チューリップはオランダではなく、トルコがが原産国とのこと)と礼拝堂を見る。

こういう場によくいがちな、情熱的で饒舌なスタッフの方に、イスラムの素晴らしさと日本人の多くが抱える誤解について、がっちりと説明をしていただく。

こういうときの智秋さんの話の聞き方、相槌の打ち方や人懐っこい笑い方に、彼女の旅先でのあり方を垣間見た気になる。



それから久しぶりの満員電車に揺られて、神奈川県大和市の桜ヶ丘へ。

荻田泰永さんの冒険研究所書店にて、『ピリペンコさんの手づくり潜水艦』の上映会。

先日の西荻のイベントで荻田さんと智秋さんが話をして、急遽開催決定したもの。

そのわりには、用意した席が足りなくなるくらいの、けっこうたくさんのお客さんが来る。


僕は九段下のGOTTAでのイベント以来2回目の鑑賞だけど、あいかわらずじわじわくるおかしみのある映画。ツッコミどころ満載。

笑いのなかで、ウクライナについて、世界について、映画について、モノづくりと人間の執念についてなどなど、しっかり考えさせてもくれる。

ピリペンコさんが大真面目なのがいい。

荻田さんと諏訪さんが爆笑していたのが印象的だった。



その後、身内だけで夜桜の見える窓を開けて花見兼打ち上げ。

荻田さん、諏訪さん、栗原さん、智秋さん、見元さん、金澤さん、竹井くん、井上奈奈さん、そして大川さん。

冒険をすること、絵を描くこと、ドキュメンタリー映画を撮ること、絵本を作ること、旅をすること。僕に言わせれば、みんなみんなピリペンコさん的な部分を持っている。本人は大真面目で、だからこそそこはかとなくおかしい。だから、ひとしきり笑って楽しんだ後で、みんなでしっかりと作品の話ができる。


いつの間にか長崎にある「四次元パーラーあんでるせん」という喫茶店の話に。

店主が超能力の持ち主で、知りようのない相手の情報を言い当てたり、相手から預かった500円玉を数日後にテレポーテーションのように相手のポケットに返したりできるらしい。という智秋さんの話。

超能力というか、科学では説明できない人間の特殊な力の有無について大いに盛り上がる。


トルコ、ウクライナから異界へ。

理知的な計算のうえで大胆に動く冒険家と、優れた言語化能力を持つリアリズム画家と、ドキュメントにおける編集と演出に自覚的な映像作家を擁するメンバーで、次は謎の四次元空間に行くかも(笑)。


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