『民族曼陀羅 中國大陸』の著者である小松健一さんから、額装された写真をいただきました。
正装した苗族の少女。
実に不思議な髪形をしています。
ビョークの昔のアルバムジャケットに、こういうのがありました。
こういう人たちが今まさにどこかで生きていることを想像させ、みんな違ってみんないい、と感じさせる写真です。
「貴州省六盤水市六枝県。髪の中に三日月型の大きな木櫛をして、そこに髪(現在は毛糸)をまき水牛の角を模した髪形にしている長角苗族。かつて祖先が山を開拓していた頃、たびたび猛獣に襲われることがあったという。ある時、大きな角の形をした木を頭につけて仕事をしたら襲うことがなくなった。以来その伝承が今日まで続いているのだ。正装した村の娘。現在この周辺の村々にわずか4600人程しか生存していないという」
(本文キャプションより)
額は紀州産のヒノキ材で、いまは木地そのままですが、経年変化で飴色になるとか。
最初の年に出した最初の本。良い記念になります。
がんばって仕事をしつつ、額の色が変わるのを楽しみたいと思います。
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