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執筆者の写真みずき書林

中華料理を作ろう

料理中の飲み物とBGMさえあれば、ご飯を作るのが好き。というか、料理がそれほど苦にはならない。

まさに趣味と実益と息抜きを兼ねて、というやつだ。


イカとキュウリの炒め物。

ひとり暮らしをはじめた学生時代から自炊を始めて、なんやかんやでキャリアだけは長い。

この間、和食と伊仏系はレパートリーも増やしてきた。アジアエスニック系も、まあそれなりだ。


でも、中華料理だけはあまり真剣に作ってこなかった。


理由その1は、かつてルームシェアしていた親友のせいだ。

社会人になったばかりのころ、4年ほど友だちとルームシェアして気ままに暮らしていたことがあるが、この男が中華料理が嫌いだったために(あんかけ系というか、とろみのあるものが嫌と言っていた。わがままな子である)、必然的に中華を作らなくなった。


豚バラ肉とにんにくの豆板醤煮込み。「豆瓣排骨」←読めないが。

理由その2は、義弟が上海人の血を引いているからだ。

たまに義弟夫婦を家に招いて食事を作るのだが、なんせ本場中国に出自をもっているとなると、中華を作って振舞うハードルが上がる。実際、かつて彼の案内で上海旅行をしたときには、メシのあまりの美味さに悶絶した。それ以外はほとんど何も覚えていない。ただ飯がウマい旅だった。

パスタだラムだと伊仏系でごまかし続け、ここまでコツコツと築いてきた「兄者は料理上手」という評価を下げるわけにはいかない。


カリフラワーの花椒炒め

で、なんとなく中華のレパートリーを増やしてこなかったが、今日からは中華に目覚めることにした。

やっぱりすごく美味しいし、コロナ禍で家にいる頻度が上がったことを考えるとバリエーション豊かだし、それに本当に美味しい家庭中華は作るのも難しくない(はずだ)。



というわけで、美味四川といううまそげなサイトを見つけた。

本記事に挿入した写真はそのサイトなどから作った、ひとまずの4皿。


セロリと豚ひき肉の炒め。肉末芹菜というらしい(読めない)

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