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  • 執筆者の写真みずき書林

今日のいいこと

昨日はいくつかいいことがありました。

コロナで原則面会禁止の入院生活でも、誰かとつながることができます。そのことを感じられた日でした。


また、ここに書き続けることが、4年前に始めた頃よりもはるかに大きな意味を持って、大切な習慣になり、つながりの場になっていることも感じました。

正直に書くのは怖いことですが、いつか僕は、本を作るという、それなりに体力も時間も要する作業ができなくなるでしょう。

(そうなったときに、僕のことを「最後は××ができなかった人」ではなく、「○○を一緒にした人」として記憶して欲しいと、切実に思います。この思いについてはまたあらためて書くこともあるでしょう)

そしてもう本作りに耐えられなくなったときに、最後に残る発信手段は、こういうブログや私信のかたちで、日々思っていることを書き留めることになるのだろうなと思います。


……なんだか暗くなりましたが、昨日はささやかだけどいいことがいくつかあったんです。

食事も一週間ぶりに再開しました。

お粥とか具なしのお吸い物とかですが、それでも3食食べられました。


一転して、今日は、午前中ちょっと具合が悪かった。

夜に1時間おきに目が覚めてトイレ、そのまま朝になり、下ったお腹とムカムカする胃を抱えたまましばし悶絶してました。

朝もお昼もほとんど食べられず。

でも薬を飲んで寝ていたら、午後にはかなり良くなって、3時頃に久しぶりに自力でシャワーを浴びて髪も洗えました。

それに、お医者さんの説明によると、今朝の採血の結果もなかなか良いようです。

胃の方も腸の方も、まず順調な数値で推移しているとのこと。お腹の具合が良くないのは、まだ腸の調子が整っていないので、ある程度は仕方ないとのこと。悪化していなければ悲観することはないと。

そう言われると、単純なもので、少し元気が出ます。


これから夕食です。

少しがんばって食べないと。


返信できる限りメールを書いているけど、いま受信トレイには35件の未処理メールが溜まっています……。

ベッドの傍らの紙袋の中には、妻にプリントアウトをお願いして持ってきてもらったゲラが手をつけられないまま入っています……。


いまのまま順調に行けば、来週の火曜に退院できる予定とのこと。

早く良くなりたいなあ。


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