• みずき書林

仮想が現実に。


いまやっている演習の講義では、学生たちで仮想の会社を立ち上げて、企画をひとつ立ち上げる、という授業をしています。

いわゆる〈版元ごっこ〉ですね。



授業も2/3を終え、社名も企業理念も決めて、最近はみんなで考えたある企画のブラッシュアップをしていました。

すると、前回の講義の前に学生が手を挙げて、

「こんな本が出ました」


なんと、我々が考えていた企画に酷似した本が、最近出たと。

某O田出版さんより、11月27日奥付で、1800円。



学生たちの企画とは扱う対象物へのアプローチや造本が違うので差別化は図れますが、ともあれ企画の狙いはまったく同じ。

書名も、ほとんど同じタイトルが候補に挙がっていたこともありました。



ををを。ちょっとすごいじゃないか、みんな。

あなたたちの考えていたことは、立派な商業出版が実行するようなことだっんだよ。

こちらは講義内の仮想実験なのでリアルになることはありませんが、O田さんに売り込んだら、いけるんじゃないのかw。



我々が授業内でもてあそんでいた企画が現実世界で刊行されるという、なかなか面白いことになってきました。

この本の分析をすることで1回分講義できるな。

また授業計画を見直さないと。



ちなみにその本、けっこう売れているうえに評価も多様で、分析しがいがある。

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