寂しさについて
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- 2022年3月16日
- 読了時間: 3分
ほぼ毎日、数分の間、自分がいなくなることを想像します。
正直に言えば、いまのところ、怖くはありません。
ただ、寂しい気がします。
自分がいない後もみんながいると思うと、無性に寂しい。
以下、順不同でこの2週間ほどで作った料理を。

愛媛のみかんのサラダ。
輪切りにしたみかんに、葱と砕いた唐辛子と塩とオリーブオイルを回しかけるだけで美味。

左上:パパガヌーシュとフムス。パンはバターをたっぷり使ったブリオッシュと、無発酵のピタパン。この写真はぜんぶ買ったもの or いただきもの。

また別の日。ラムのロースト。玉ねぎをひたひたのオリーブオイルと水で、くったくたになるまで数時間煮込んだソースとともに。

帆立と海老のレモンクリームスパゲッティ。最近、我が家のスペシャリテのひとつに躍り出た一皿。レモンをまるごと一個使った爽やか系パスタ。

アスパラのサラダ。マヨネーズとアンチョビで荒く和えたゆで卵をソース代わりにして。

前菜4点盛り合わせ。手前から時計回りに、ズッキーニを煮潰した温かいサラダ。自家製のツナ。サラミとドライフィグ。自家製のセミドライトマト。

中華料理。豆腐を1センチ程度に切って皿に並べ、そのうえにごま油で和えたみじん切りの搾菜と葱をたっぷり乗せる。地味ながらよいつまみ。

ブロッコリーの炒め物。花椒と唐辛子と黒酢。シンプルだけど、こういうものが美味しいのよ、中華は。

伊仏系に戻って、サラミとドライフィグ。サラミと無花果は手でちぎると厚みが出て面白いテクスチャになります。

マンゴーのサラダ。塩と胡椒を少々。オリーブオイルとレモン果汁。上にたっぷりのパルミジャーノチーズを削る。まあ、マンゴーを切って出せば、だいたい美味しい。

スペアリブの四川風煮込み。大蒜と豆板醤とともに数時間煮込む。簡単だけど美味いよ。

ひき肉とセロリの炒め物。セロリが鮮やかな緑色をキープしている間に火から下ろすべきだった。ちょっと炒めすぎ。
でも酒によし、ごはんにかけてもよし。

今日の夕食。ホタルイカのパスタとフルーツサラダ。サラダはトマト、ルッコラ、イタリアンパセリ、キウイ、オレンジ、ブドウなどをたっぷりと。春らしいごはんが食べたくて。

妻が依頼し、上糖舶来の小島さんが作ってくださったバースデイケーキ。
みずき書林の刊行物が飴細工で飾られています。
この写真を添えて、ある人に「僕は不運かもしれないけれど不幸ではない」と書き送ったところ、「そらそうや。こんなケーキ作ってもらって不幸だとかぬかしとったらどつかれる」と言われました。
その通りですね。
本のかたちのケーキの中は、オレンジのパウンドケーキ。
とても美味しい。
小島さん、本当にありがとうございます!
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これらの料理を作った、もしくはいただいた日のことについても、書きたいことは山ほどあります。
それはとても楽しく、同時に、寂しさについて書くことと背中合わせの行為でもあります。
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