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  • 執筆者の写真みずき書林

授業の方針・目標


再来週に始まる授業の準備をしているのですが、僕の担当科目は、いまのところフルオンラインの予定です。

今後コロナの状況が好転すれば対面授業も併用になる可能性がありますが、いまのところは完全オンライン・自宅からの配信での授業ということになっています。


当然、昨年と同じ準備ではダメで、それでいま四苦八苦しているのですが、備忘録として、オンライン授業についていま考えていることを。


1.ゆっくり喋る

これは対面式のリアル授業でも言えることですが、オンラインではとくに注意したほうがよさそう。

僕は喋るのが早いらしいので、気をつけないと。

情報を詰め込みすぎず、ゆっくり落ち着いて喋る訓練くらいに思ったほうがいい。


2.学生間の対話を作る

これは少人数の演習の基本方針になりそうです。

人と会えていないであろう彼らを、横につないで対話させる場になればと思っています。

聞くだけでなく、むしろ自分も喋れる場として考えてもらえるといいかもしれません。

リアルに会うよりもグループワークが難しいのは確かですが、それでも6~8人の演習では、対話の時間をしっかりとって参加感を感じてもらいたい。


3.1対1のような雰囲気を作る

これは大人数の講義の基本方針です。

普段の大教室であれば、100人以上のなかで挙手して質問したりするのは気持ち的にしんどいですが、オンラインであることを逆手にとって、対話(チャット)の敷居を下げることはできるかもしれません。

アンケート機能なども多用する予定です。

ほかの学生の視線がなく自宅で画面を見るぶん、直接やりとりできるようなリラックス感をだせればいいかもしれません。簡単なことではないですが。


4.90分をいくつかに分ける

これはしばしば言われることですが、90分画面を見続けるのは飽きる。

自分のこととしても、どんなに面白い動画でもテレビでも、1時間見続けるのはしんどい。古今亭志ん朝だって、90分ぶっ通しで聞いたら疲れる。

まして自分にそんな話術があるはずはないのだから、30分×3セットなどに分けて、なんとか変化をつけないと。


要するに、参加感を作る+情報と時間を区切る、ということでしょうか。

以上がいまのところの授業準備の大方針というか、目標。


考えてみれば、学生の間にオンラインに慣れておくというのは、今後の社会生活を考えても有効になってくるのかもしれない。

彼らが社会人になるころには、「ボーン・リモート」みたいな言い方もきっと出てくるんだろうな。


まあいま一番望んでいるのは、こういうことについて話し合い、相談できる相手です。

教えるプロの先生方は、こういうノウハウを蓄積しているんだろうな。

それを教えてほしい。

それもできれば、オンラインではなく対面式で。

さらにできれば、ビールでも飲みながら。


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