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  • みずき書林

新年の抱負とか目標とか。

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


一年の計とか今年の抱負とか目標などを書くのが、新年最初のエントリーとしては相応しいのかもしれません。

しかし昨日からいろいろ考えているのですが、抱負や目標が思い浮かびません。


目標がない。


なんだか情けないようにも思えますが、しかし一方ではさばさばすることでもあります。


この年末年始に、メイ・サートンの『総決算のとき』を読みました。

「癌を告知された女性編集者は過去を問い直し、本当の人間観関係をもとめる。人生の幕切れを前にした一女性の精神のドラマ」

という帯文で、性別は違えど、いまの僕にもしっくりくる設定です。

その小説の一節。


「もう、今までのように必死でがんばる必要はないのだ。(中略)今度は死にすべてをまかせるのだ」


僕も流れのままに身を任せていきたいと思います。

今日は元気です。当面はこの体調が続きそうな塩梅で喜んでいますが、いつどうなるかはわかりません。

もしそうなったときには、静かに受け入れる勇気を持ちたいと思っています。


目標や抱負といった意志的なものはなくってもかまわないから、毎日を淡々と静かに暮らして、来るべきものを受け入れたいと思います。



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