• みずき書林

日本国中華人民共和国中華民国大韓民国朝鮮民主主義人民共和国

ここのところ、時間を見つけてずっと次の企画の原稿を読んでいる。

題して、

『帝国のはざまを/に生きる』


この数日読んでいるのは、「移動の経験は世代や境界をいかに「越える」のか」とまとめられる、その第1部。


この本に登場するのは、

中国残留日本人。

在日コリアン二世三世と、南北で別れて生きるその親族たち。

日本育ちの台湾人。

などなど。


祖父が中国残留孤児で、中国籍であることを隠してずっと日本で生きてきた女の子が、高校の修学旅行で中国に行くことになり、ひとりだけ〈帰国者ゲート〉を通過しないといけなくなる、というエピソードに戦慄する。


日本国中華人民共和国中華民国大韓民国朝鮮民主主義人民共和国。

5つの国家(そのうちふたつはこの国と国交がない。あらためて考えてみるとちょっと茫然とする事実)のはざまで生きている人たちの本。


刊行はずっと先で、来年の2月予定。


また分厚くなりそうだぜ。


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9月17日(金) 偶然が重なり、ドキドキした1日。 まだ情報解禁できないので思わせぶりな書き方になりますが、午前中に見つけたある発見と、午後に届いたある知らせがつながって、嬉しい驚きになりました。 歴史がふと近寄ってきて自分の傍らに立つような。 いまここに歴史が浸透してくるような。 我々が過去を見つめるとき、過去もまた我々を見つめている。その過去からの視線を感じました。 何かを調べたり追いかけたり