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  • 執筆者の写真みずき書林

早坂暁エッセイ集『この世の景色』特設サイト、オープン!


みずき書林の次の新刊、

早坂暁『この世の景色』

特設サイトを公開しました。


小社トップページのアイコンはお遍路さんにしました。

赤塚不二夫の描くところのおでんではありません。



今回のサイトの目玉は、やはり先生自身の文章です。

本書収録のエッセイから「偽せ者」「春子の人形」のふたつの全文を読めるようにしています。


ユーモラスで奇妙で、どこかほろ苦い「偽せ者」。

広島で死んだ先生の〈妹〉について綴った「春子の人形」。

現在を生きるための明るさと、過去に対する優しさと静かな怒り、ともに早坂暁という作家の面目躍如たる文章です。

ぜひご一読ください。



また、本書の「はじめに」は女優の桃井かおりさんに寄稿いただいております。

全文は本書をご覧いただければと思いますが、勢いがある素敵な文章です。


そして「あとがき」は早坂先生の奥様、富田由起子さん。

収録のエッセイを選んでくださった、実質的な編者でもあります。

こちらもぜひ本書で全文を読んでいただければと思いますが、「生まれ変わっても、また」と題された、とても素晴らしい文章です。


このふたつのテキストに挟まれた早坂暁先生。

彼がどれだけ〈愛されキャラ〉だったかがよくわかります。


9月末刊行の本書とあわせて、ご覧いただければ幸いです。



小豆島にて(©西田茂雄)

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人生最初で最後になるであろう、自分の本を作っています。 これまで編集者として何冊の本を作ってきたか、前職まで含めると数えることもできません。膨大な数の本を編んできました。 でも自分が著者になるのは今回がはじめての体験です。 そしてほぼ間違いなく、最後の体験になります。 いまは企画書をブラッシュアップしながら、とにかくこれまで書いたブログをすべて読み返しているところ。 ざっとななめ読みして、使えそう

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