2017年の12月16日、早坂先生が亡くなりました。
先日、徳島新聞に『この世の景色』の書評が載りました。
「人生の遍路道を巡る」と題して、88歳で亡くなった早坂先生と地元四国の遍路道を重ねて評していただいています。
「四国霊場88カ所と深い縁があった早坂さんの人生の遍路道を巡ったような気持ちになる一冊だ」
「死を覚悟して歩き続けるお遍路さんを接待してきた四国人の心情を見る」
翌朝、先生の訃報はニュースとなって全国に流れました。
その日は日曜日で、僕は呆然としたまま銀座まで歩き、大林宣彦監督の新作を観て、また歩いて帰ってきたのを憶えています。
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