10時過ぎ。
ポレポレ東中野にて『夏少女』を観る。
公式サイトはこちら。
早坂暁先生の脚本。主演は桃井かおりさん。
1996年に完成していたものの、いろいろあったみたいで初公開の映画。
瀬戸内の穏やかな海、中国地方の方言、サックス・ラジオ体操・児童合唱などの歌、広島。と、早坂先生のエッセンスが詰まったような映画。
『花へんろ』『夢千代日記』『天下御免』など、先生の代表作はすべて、海とことばと歌と歴史を含んでいるんだとあらためて感じました。
劇場はかなり埋まっていて、平日の昼間なのに7割くらいはお客さんがいたと思います。
時間帯なのか、23年を経ての公開という作品の性質なのか、ご高齢の方が多い(ヘタしたら僕が最年少だった)。
『この世の景色』は若い人にも読んでほしいですが、こういう人たちにも届けないと。
SNSではないのだろう。さて、どうする。
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