• みずき書林

最近の本、料理、音楽、映画

更新日:10月12日


Fさん(こういう場で本名を出されることに抵抗があるかもしれないので名を秘す)、おススメいただいた宮野真生子・磯野真穂『急に具合が悪くなる』、一日一便ずつ、読み進めています。

まだ半分くらいだけど、たしかにこれは面白い。

闘病ものやがんのハウツー本はなんだか読む気がしないのだけど、これは人文書として優れている。

ゆっくり読み進めていきます。

この本で読書会とかやってみたい感じです。


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Kさん(同様に、いきなり名前を出すとびっくりすると思うから、名を秘す)、このブログの「料理と酒」コーナーを見てくれているとのこと、最近作った料理をアップします。

ラムのローストと、豚肉のロースト。豚は少しだけ火が入りすぎたかもしれない。

大腸を半分とった病人の料理とは思えないでしょ?

いつか料理の話でもできたらいいですね。ツナサンドとかね。




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Tくん(イニシャルにする必要はないのかもしれない。でもやはり、名前を出すと照れて嫌がる可能性があるので秘す)、薦めてもらったOmar Sosaの音楽を聴いてます。

ふと思ったんだけど、物故したミュージシャンが作曲した「最後の1曲」だけを集めたアンソロジーを作ることは可能だろうか。

バッハが、モーツァルトが、シューベルトが最後に作曲した1曲だけを集める。マイルスの、ビル・エヴァンスの、コルトレーンの、最後の録音だけを集める。あるいはジョンやデヴィッド・ボウイやプリンスの。

そんなアンソロジーがあったら、どんな感じに聞こえるだろうか。


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Fさん(最初のFさんとは違う人物。このブログで何度も実名を出しているけれど、流れのついでに名を秘す)、テッド・チャンの「あなたの人生の物語」を再読し、『メッセージ』を観ました。

有名な話ですが、古代ギリシャ人は、過去は既知で未来は未知だから、人は背中から未来に向かっていくと考えていたのだとか。

われわれ現代人は過去は後ろにあり、未来は前にあると考えていますが、まったく逆だったわけですね。

未来に向かって後ろ向きに進んでいくのであれば、「輝かしい未来」を作ろうなんて考えるよりも、「過去を豊かにしよう」と考えるほうが、よりしっくりくるような気がしました。(そのふたつは本質的に同じことなのだと思いますが)

映画を観ながら、そんなことを考えました。