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  • 執筆者の写真みずき書林

村上春樹の教え


自分の本を書いています。

これまでのブログを約100件分ピックアップして、それに注釈としていまの感情を書き下ろしていく、という構成です。

いままで1100件ほどの記事を書いてきたので、約100件というのはそのうちざっと10%程度ということになります。

これを抜粋する作業だけでもけっこう大変でした。


そこにいまの思いを書き下ろしていくのですが、この作業がそれにも増して大変です。

僕がいままで編集者としてどんな無理難題を著者に言ってきたのか、やっと気づきました(笑)。


毎日なんやかんやとすることがあって、体調も万全とはいかなくて、書き下ろし部分の作業がなかなか進められないことも多い。


そんなとき、村上春樹の『職業としての小説家』を再読しました。

「時間を味方につける――長編小説を書くこと」という章があって、いかにも村上春樹らしい規則正しく自律性に富んだ具体的な執筆作法は、いま読み返してよかったと思えるものでした。

僕も彼にならって、毎日3日分、何があろうとも書いていくことにします。

毎日3日分書いていけば、1カ月で90日分ですから、100日分はほぼ完了する計算です。

その後読み直してブラッシュアップする作業はあるにしても、とにかくいったん最後まで書き切ってしまうことが大事なんだと思います。

毎日3回分、1カ月で1周目のゴールイン、ひとまずこれを目指します。


そんなわけで後藤さん、もう少し待っててください。




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