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  • 執筆者の写真みずき書林

東京さ行ぐだ


東京に出てきたのは、もはや前の世紀である1997年。

19歳の時でした。

学びたいことがあったとか、ぜひ教えを乞いたい先生がいたとかそんな立派な理由はなくて、ただただ親元を離れて一人暮らしというものをしてみたかったのです。



それからずっと、東京にいます。

出版業は圧倒的に東京が多いという事情はあるにせよ、就職するときも、転職・創業するときも、ここを離れるということは考えませんでした。

阪神大震災と地下鉄サリンの時は実家にいましたが、311も911もコロナ騒ぎも、ぜんぶこの街で迎えました。

オリンピックのあいだもきっとこの街で過ごすのでしょう(やるのかわかりませんが)。



この間、

杉並区下井草→江東区清澄白河→世田谷区二子玉川→渋谷区広尾→世田谷区九品仏→渋谷区広尾



と移動してきました。

はじめてひとりで住んだ下井草は、大学でできた友人たちの溜まり場みたいな場所でした。

ふたつめの清澄は、友だちとルームシェアしました。

二子玉川で結婚し、最初の広尾がはじめての持ち家。

一度住み替えて、今に至ります。



東京で暮らして23年が経ちました。

今日、42歳になりましたよ、おっかさん。


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