根本雅也先生
『ヒロシマ・パラドクス――戦後日本の反核と人道意識』(勉誠出版、2018年)
が、
第7回日本平和学会平和研究奨励賞
を受賞しました!!
講評はこちらの平和学会公式サイトよりご覧ください。
かなりしっかりと書かれています。
なお同書の書評は、
『宗教からみる戦争』(評者:山本昭宏、みずき書林、2019年)
『日本オーラル・ヒストリー研究』第15号(評者:山田富秋、日本オーラル・ヒストリー学会、2019年)
でも、それぞれ長文で取り上げられています。
この本は、僕が前職で最後に手掛けていた本のひとつです。
すごく面白い原稿だと感じ、とりわけ第3部の〈身銭を切った〉迫力には圧倒されたものでした。
僕が退職して独立することになったので最後は後輩に託し、彼が先生と完成させた本ですが、根本先生とはいまなお交流があり、今年刊行する予定の本でも執筆いただく予定です。
この年末は、ちょうどその原稿を読んでいたところでした。
あれから75年となる今年のはじまりに、嬉しいニュースでした。
根本先生、心よりおめでとうございます。

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