『マハーバーラタの神話学』『怖い女』『人間の悩み、あの神様はどう答えるか』などの著作で知られる神話学者、沖田瑞穂先生との新企画が始動します!
昨日、打ち合わせをしてきました。
そして落ち着きのないことには定評のあるみずき書林(笑)、早速に情報を開示してしまうのです。
とはいえ、細かい内容はおいおいに。
ひとまず、内容・ボリュームともにかなりがっしりした著作になりそうです。
一足先に原稿を拝読しましたが、
・一見混沌としている『マハーバーラタ』をはじめとする神話群のなかに、美しい構造や秩序を見出しいていく分析力
・日本や北欧の神話と比較して人間の業を紐解いていく想像力
・丁寧で読み易い筆致
・数千年を生きてきてこれからも生き続ける多くのキャラクターへの愛情と敬意
といった点が、本書の大きな魅力になるだろうと思っています。
『いかアサ』の編者である小宮真樹子先生が、BRUTUSで沖田先生、山本貴光先生と鼎談をしたのがご縁です。
その後、完成した『いかアサ』を謹呈差し上げ、今回の話につながりました。
ちなみに、2日前の土曜日には、さる読書会で山本貴光先生にもお目にかかり、その際に小宮先生や沖田先生のお話をしたのでした。
また、沖田先生の最新刊『マハーバーラタ入門』は月末に勉誠出版から刊行ですが(武内さん、元気かい?)、勉誠出版は僕が1年前まで勤務していた版元です。
いろいろ繋がってきます。
このブログやTwitterなどで、情報・編集状況など書いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします!
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