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  • 執筆者の写真みずき書林

病状についての中間報告――物事の良い面を。

昨日2月1日は7クール目のケモ。


朝10時前にがんセンターに行き、採血。

11時過ぎから主治医の先生の診察。

先週のCTの結果、転移なし・特別な病変なしとのこと。ほんとうに一安心。

ここで転移や病変があれば、足元が崩れるような気持ちになるに違いない。


ただし、血液検査の結果、血小板の数値があまりよくなく、数値を戻すために、7クール目のオキサリプラチンは一回休むことに。

本当はオキサリを点滴できたほうが、治療的にはいいのだろう。

でも副作用の強いオキサリを休めるということは、手足の痺れや吐き気、倦怠感などの副作用がないということ。物事の良い面を見よう。

先生にブログを読みましたよと言われてすごく焦る。予想していなかったときにブログを読んでいると言われると照れてしまう。


昼食をはさんで、1時からケモ。

普段は4時間くらいかかるのが、オキサリがないので、オプジーボだけの1時間であっさり終了。これもよい面。

今日はケモ中に平松洋子さんのエッセイを読む。シンプルで素敵な暮らし。こういうの、いいなあ。

薬局に寄ってから帰宅。



少しでも長く生きること。

少しでも楽に生きること。


根治ができない以上、このふたつが治療の目的となる。

では、このふたつが両立できないときが来るなら、どちらを優先すべきなのか。

苦しくてしんどくて何もできなくても、それでも一日でも長く生きているのがいいのか。

それとも、多少短くなったとしても、できるだけ気持ちよく、心のままに暮らせることを愛おしむのがいいのか。

答えはでない。

ただ、同じ出来事でも、見方によって良くもなるし、悪く解釈もできる。

良い面を見続けること。


心のままに生きる師匠。クリーム先生。

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