• みずき書林

祖母のこと


一昨日から実家に帰っています。

祖母に会いました。

祖母は御年95になります。


僕が作った本を渡すと、あっちこっちのページをめくりながら「こういう本は、戦争を知っている人がいなくなっちゃうとどうなるの?」と言っていました。

祖母は73年前――というと22歳の時に――岡山空襲を体験しています。

20年以上前に、尾道の大林宣彦邸を訪ねたときの話(!)もはじめて聞きました。


祖母の父親は戦前から教育者でしたが、家では軍国的なことは一切言わなかったということです。後に夫となる人は戦中は一兵士としてモンゴルにいて戦後は経済学者になります。岡山空襲をともに逃げ惑った弟は映画監督になります。みんなもういなくなりましたが、そういった人たちの話をいろいろ聞けました。


いつまでもお元気で。



というわけで、今年も終わりです。


来年もよろしくお願いいたします!



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昨日は田中さん主催の日記文化の研究会。 NHKスペシャル「新・ドキュメント太平洋戦争』の制作ディレクター・長野怜英さんと酒井有華子さんの発表ののち、討論。 とても刺激的な話だった。 個人的に面白かったのは要約すれば2点。 1点目は、何度も書きもして喋りもしていることだけど、つまるところ〈顔が見える〉という点に、僕は感興を憶えるということ。 「NHKが作った大作ドキュメンタリー」といわれれば、膨大な