• みずき書林

第五福竜丸展示館


5月10日。

夢の島にある第五福竜丸展示館に行ってきました。

ずいぶん昔に訪ねたことがあるのですが、このほどリニューアルされました。

それ自体が箱舟か防護壁を思わせる建物の中に、船がそっくりそのまま収められ、その周囲を展示が囲んでいます。


つい数日前に、これもまたリニューアルされた東京都現代美術館にも行ったのですが、ビキニ事件を描いた桂ゆきの画がありました。

渋谷駅の岡本太郎「明日の神話」が第五福竜丸に材をとったものであることも有名ですね。


船といえば、かつて連合艦隊の旗艦だった戦艦長門も、核実験とは関りがあります。

いまは横浜の山下公園に停泊している氷川丸も、戦中は病院船であり、敗戦直後は引き揚げ船としてマーシャル方面にも行っているはずです。

そして昨年刊行した『マーシャル、父の戦場』との関連でいえば、長門にはかつて冨五郎さんが、氷川丸には原田豊秋さんが乗ったことがあります。


戦艦、病院船、操業中に被爆した漁船。

どれも乗りたくはない。


マーシャルには、漁のための小さなカヌーがあります。

アウトリガーカヌー。

長門や氷川丸と比べると圧倒的に小さく、第五福竜丸と比べても小型の舟ですが、これならいつか乗ってみたいものです。

最新記事

すべて表示

具合悪い。

といっても、流行り病などではない。 朝から飲まず食わずなところへ、発泡剤とバリウムを飲まされて、台の上でぐるんぐるんにされて。 ほんとに嫌いなんだよな。 そのあと、下剤まで飲まされてさ。 これをやるたびに、その日ずっと体調が悪い。 食欲がなく、お腹がどんよりして、10歳くらい歳をとったような気がする。 な~にが健康診断だよ。 この薄甘い水溶きセメントを飲まされるたびに、僕は心身ともに弱っていく。

ゆるゆる決算ふわふわ経理

決算。 税理士さんとの打ち合わせ。 決算・経理系の話し合いだけは、いつになく真面目な顔でやるのですが…… 税「今年はけっこうたくさん本を出しましたね」 僕「はい。それなりに」 税「今年刊行した本を確認していきたいんですが、(書類をめくりながら)まずこのどんどんと……ええと……」 僕「ああ、はい。むきむきですかね」 税「そうですね、どんどんとむきむき。それとこのうとうと……」 僕「うとうと? うとう

「なぜ歴史に関心があるんですか?」

この1週間で、2回同じ質問をされました。 「どうして戦争や近現代史の本を出すようになったんですか?」 2回とも、うまく答えられませんでした。 というか、ひとに言うほどのカッコいいストーリーがあるわけではないんです。 無理に説明しようとすれば、いくつかの要因はあるかもしれません。 たとえば、 『火垂るの墓』を観に行ったとき、隣で号泣していた祖母のこと。 高校時代の担任で、かわいがってくれた歴史の先生