まだ入院中。
早ければ次の水曜日には退院できるとのことで、あと少しの辛抱です。
入院中、愕然とするほど筋肉が落ちました。
とくに足の筋肉が弱くなっており、ベッドやトイレから立ち上がるだけでも、力を相当込めないと立ち上がれない。
歩くときも足を上に持ち上げる力が弱まっているから、ほとんど摺り足のような歩き方になっていて、何もない平らな地面を歩いていてもつまづいて転びそうになります。
リハビリ師さんについてもらって、毎日病棟を歩いていますが、日常に復帰するのがちょっと恐ろしいほど衰えを感じます。
せめて退院まではできるだけ病棟内を歩いて、帰宅後はクリームに散歩に連れて行ってもらって、衰えた筋肉を少しずつでも回復していかないと。
ああ、それにしても、今回の入院はほんとうに苦しい。いままでこの病気に関して4回入院して、危うい局面を迎えたこともあったけれど、僕自身の体感としては、今回が一番厳しいかもしれない。
肉体的な苦痛もさることながら、やはり精神的なメンタル面をやられると、人は脆い。
自分の弱さを容赦なく突きつけられています。
フランクルを、保苅実を、早坂暁を、大林宣彦を心のうちに召喚しながら、まだまだ僕は彼らのしなやかさには遠く及ばない。
せめて彼らの万分の一の強さでもあったなら。
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