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  • 執筆者の写真みずき書林

編集だけが知っている横顔


今日から、来年刊行の新しい企画が始動。

今年の節分がキックオフ。その後オンラインミーティングなどを経て、今日が初回の取材でした。


この仕事の一番楽しいところは、やっぱり人と会って話をすること、興味深い活動をしている人の話を聞くところだと、あらためて感じました。

普段会えないような人と長時間親しく話ができるというのは、得難い経験です。


もうひとつ、出版社/編集者だけが感じているであろう役得の話をすると、インタビュイーはもちろん、インタビュアーの表情も面白いところです。

通常、インタビュイーとインタビュアーは向かいあって対話します。

そして録音係兼タイムキーパーである編集者は、インタビュアーの横に位置します。

つまり、その両方の表情を見られる位置にいるわけです。


本になるときには、とくにインタビュアーの表情は表現されることはありません。

へぇぇと興味津々に、ほほぅと驚きつつ、むむむと眉に皺を寄せて、わははと大笑いしながら、そんなふうに対話している人を横から見るというのは、編集だけが知っている面白い点なのです。

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自分の本の準備を進めつつ、この数日で、いくつかの企画が動き始めました。 昨年末からほぼ動きを止めていた出版活動が、再び活発化しつつあります。 どこまでやれるかはわかりません。 でもやれる限りやってみようと思います。 いま一緒にやろうと話している相手は、みんな僕の病気のことをわかってくれています。 もしかしたら迷惑をかけるかもしれないけれど、でもやはり最後までみずき書林は活動を続けていこうと思います

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