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執筆者の写真みずき書林

講義のゲストたち


とある学校で講義をしている話はぼちぼち書いていますが。



秋セメスター全15回の講義もいよいよ後半戦です。

6限の大教室では、僕がひとりで喋る形式は前半で一区切りにして、ゲストをむかえてトークしながら講義を進める形式にしています。

出版社経営、新聞社、流通倉庫、著者、デザイナー、編集者などをおむかえして、対談形式で進めています。

これは我ながら、けっこういいアイデアでした。

準備も楽だし(笑)、なにより僕がひとりで喋るよりも、はるかに楽しい内容になっているはずです。



いまはその後半戦がふたりぶん終わったところ。

初回は、ひとり出版社を立ち上げたばかりのコトニ社の後藤さんにお越しいただきました。

2回目は、週刊読書人の宮野さんがゲストでした。

ともに後で学生たちに感想を聞いたら、かなり好評でよかった。


後藤さんはすごくしっかりとスライドを作り込んできてくださいました。

宮野さんは紙面を回覧してくださり、欲しい学生にはプレゼントしてくださいました。


そしておふたりとも、始まるまでは「緊張する」とか言っていたわりには、いざ始まってしまえば実にリラックスした雰囲気で、とても饒舌でした(笑)。

僕もはじめて聞くことも多く、実に興味深い内容でした。

一番最初の講義で宣言した通り、学生たちよりもはるかに多く、僕自身が学ぶ講義になっています。



端的に言って、この一連のゲストトークでは、

・出版業界を例にとるだけでも、働くかたちにはたくさんのオプション(選択肢)がある

・働くことはけっこう楽しい。ただし、自分で考えて、周囲の人を大切にするかぎりにおいて。

ということが伝われば、一定の成功といっていいのかな、と感じはじめています。



明日は第3回で、お世話になっている出版流通倉庫の社長さんに登壇いただきます。

例によって、「緊張する」「慣れない」とおっしゃっていましたが、おそらくいっぱい喋ってくださるんだろうな、という予感が満載です。



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