• みずき書林

〈顔が見える〉こと


小社のオンラインショップで書籍をご購入いただいたお客様には、通称「みずき書林通信」なるものを同封しています。

A4で両面印刷の、読み捨てのペーパーです。

不定期更新ですが、なんとなく新刊が出るタイミングで新しいものにしていて、現在3号目。



せっかく直接買ってくださったのだから、御礼を伝えつつ、ちょっとでもこちら側の〈顔を見せる〉ようにできればと思ったのでした。

手書きのメッセージとともに、作った書籍についての短い紹介記事を載せています。


誰がどんなことを考えながらやっているのかというのは、消費者の気持ちのうえで意外とバカにできない影響を持つように思います。

お店で食事をするときに、接客の人に親しみを感じると、お気に入りになってまた行こうと思えるように。

スーパーのレジで、ビニール袋や保冷剤はいらないことを知ってくれている顔なじみのレジ係のところになんとなく並ぶように。



役所であれ巨大ネットショップであれ、大きな組織は、徹底的にシステマティックであることで安心感を抱かせることができます。属人性を排除した〈システム〉には、面白味はありませんが安心感はあります。

(だからこそ、何かトラブルが起こったときの不安感・不信感もいっそう高まるわけですが)


小さなユニットで商売をするときには、それと逆に〈顔が見える〉ことを安心感に変えないといけません。

ヒューマンエラーの可能性は常にあるわけですが、たとえ料理が出てくるのがちょっと遅くても、レジを打ち間違えることがあっても、対応してくれる人の顔が見えていれば、不満や不安はすごく軽くなります。



著者の〈顔が見える〉本がいい本なのは言うまでもありません。

くわえて、それを商品として扱う際にも、せめて安心感や持ってもらえるようにしたいなと、考えています。


最新記事

すべて表示

オンライン、たまに対面

今年はじめて、対面での打ち合わせ。 夕方にすごく久しぶりにデザイン事務所を訪れ、3人でミーティング。 もちろんマスク完備で1時間ほど。 その他の今月のスケジュールは、 ・オンライン会議×1件 ・オンライン研究会×1件 ・オンラインでの自分の授業×2コマ ・オンラインでの他の先生の授業への参加×1件 ・オンライン呑み会×2件 とオンライン・オンパレード。 そのなかにあって、時間帯と場所を選べば――そ

出版計画2021

今年の出版計画。 まだ情報アップできない企画も多いのでゆるっとしか書きませんが……。 大川史織編著 『なぜ戦争をえがくのか―戦争を知らない表現者たちの歴史実践』 蘭信三・小倉康嗣・今野日出晴編 『なぜ戦争体験を継承するのか―ポスト体験時代の歴史実践』 この2点はもうすぐ刊行。 それに続くのが、 野入直美著『沖縄-奄美の境界変動と人の移動―実業家・重田辰弥の生活史』 このあたりまでは確定。 そのほか

© 2018 by Mizuki Shorin Co., Ltd.