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  • 執筆者の写真みずき書林

飲んで喋って仕事して

昨夜は酒友・田中さんと会う。

予定が飛びまくっている昨今、人と会う貴重な機会である。

大学教員の彼はいま大変な時期だけど、とはいえ入試もほぼほぼ終わっていて、授業はまだ。卒業式や入学式に影響大とはいえ、それでもまだしも耐えられるタイミングかもしれないとのこと。


お店の人に「よく飲みますね~」と感心され(呆れられ)つつ、音楽の話、ジャン・リュック・ポンティのこと、戦争と日記の話などなど。

(児島襄の『太平洋戦争(上)(下)』は古い本だけど、太平洋戦争の流れを大づかみにするには役に立つ。中国戦線や銃後のことや外交の話はいっさいないので、『太平洋戦争の戦闘史』というべき本。

岡田暁生『西洋音楽史』は、いわゆるクラシックは仏伊独がメインなのにその後のポピュラーミュージックは英米のアングロサクソンが主導した、という指摘など、最近とても面白く読んだ。ともに中公新書)



明けて本日は東京大空襲の日。

いい酒だったので、ぜんぜん残っていない。

昨日からはじめたネットショップのキャンペーンのために、同封する「みずき書林」通信を作る。

今回は、装幀・イラスト特集。

プレゼントのカードと連動させ、5冊の書物の画や写真について書く。

この5冊の装丁家はすべて宗利淳一さん。あらためて一冊ごとの仕事の丁寧さとインパクトに舌を巻く思い。


早速に注文いただいた方、ありがとうございます。

発送作業も完了しましたので、近日中にお手元に届きます。



紹介テキストを書いていて、みんなちょっとずつつながっていることに気づく。

沖田先生と小宮先生がBRUTUSの鼎談で一緒になったことで、僕は沖田先生の本を出すことになり、沖田先生と新井先生はHONZのメンバーだけど、同じメンバーに大川さんの映画『タリナイ』の宣伝担当だったアーヤさんがいる。

その大川さんと藤岡さんとなかいさんは高校の同級生。

なかいさんは男鹿和雄さんを敬愛していて、小宮先生と岡本先生は大川さんの映画を神戸で観ていて、山田南平先生は本を買ってくださっていて。

さらに言うと、藤岡さんたちの書店utoutoの定番本『リプレイ』には、クリシュナのことばが印象的に使われてもいる。


発送作業を終えて、経理書類をまとめたり(もう年度末だ)、原稿整理をしたり。メール11本。

数日前にFAX送信した『マハーバーラタ、聖性と戦闘と豊穣』の注文がけっこう好調で、すでに100冊超。もっと集まりますよう(祈)。





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