もし一度だけ魔法が使えるなら僕に使ってくれるというメッセージをもらった。
もし一度だけ魔法が使えるなら、僕にも使いたい人がいる。
そんなふうに、みんなが魔法を使いあえればいい。
僕が最期に乗る小舟には、みずき書林の本を乗せてほしい。
それを持って、まずは早坂暁先生のところに行く。
『あの世の景色』と題した続編を書き下ろしてもらおう。遅筆で有名な人だけど、時間は有り余るほどあるはず。
大林宣彦監督にも会いに行こう。
保苅実さんにも会いたい。
あっちの版元も楽しそうだ。
でもあなたたちは当分の間は来るな。
愛犬に手編みのセーターをいただいた。
なんとみずき書林のロゴが編みこんであった。
それを見た瞬間に落涙しそうになったけど、ちょうどドアベルが鳴った。
明治牛乳の飛び込み営業だった。
だから幸か不幸か、涙は引っ込んだ。
明治乳業、ありがとさん。
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