• みずき書林

2回買った本

『海外作家の文章読本――海外作家の仕事場1999』

『来たるべき作家たち――海外作家の仕事場1998』


という本が手元にありますす。

サブタイトルが示す通り、20年ほど前の海外の小説家のインタビューを載せた新潮社のムックです。


B5判でカラーページもふんだんにあり、作家たちの書斎でのポートレートも多いなかなか凝った作りです。当時、クレストブックのシリーズが刊行され始めたころだったので、そのプロモーションという側面もあったのだと思います。

デヴィッド・ロッジ、イアン・マキューアン、カズオ・イシグロ、グレアム・スウィフトなど、当時好きだった(今でも好きだ)作家たちの顔写真付きの長文インタビューが載っていて、学生のころに愛読していました。


同じ本を2冊買ったのは、後にも先にもこのときだけです。忘れもしない、池袋のジュンク堂でした。

なぜ2冊買ったかというと、1冊は作家の写真を切り抜いて額装するためでした。

当時の僕はまだ若かったのに、なぜか同世代のロックミュージシャンや俳優などではなく、イギリス人の渋い作家のビジュアルに憧れていたのでした。


ギフト以外でほかに2冊買ったことがある本といえば、中島らも『ぷるぷるぴいぴる』だけだなぁ。

こっちのほうは、肩の凝らないゆるゆるのエッセイが読みたいときに、すでに買ったことも読んだことも忘れ去って2回買ったという完全な事故でしたが。



グレアム・スウィフト。すごくかっこいいと思う。

まだ今ほど有名じゃなかったマキューアン。『愛の続き』はよかった。

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