• みずき書林

からっぽ


希望は常にある。

でも、

なにを感じればいいのかわからない。

悲しいわけでも、苦しいわけでもないし、冷たくも熱くもない。

ただ空疎というか、無に近い。

なにも感じたくない。

なにかを感じるのが怖くて、無意識に感じたり考えたりすることを避けているような感じ。


自分の感情以外のもので空疎さを埋めたくて、なんでもいいから無のなかに詰め込んでしまいたくて、ひたすら長い小説を読んでいる。

アーヴィングとか、村上春樹とか。昔読んで面白かった/面白くなかった本を、ひたすら読んでいる。


それに疲れると、ある男の写真をずっと見ている。

昨日はじめて見た、すでにこの世にいないある男の写真。

みんながずっと見たいと思っていた顔。

人望があったとのこと。

穏やかで思慮深そうな眼をしていて、意志の強そうな口元と、運に恵まれていそうな豊かな耳朶を持っている。

この人はどんな人生を歩んだのだろう。


きわめてありきたりな感傷ながら、人それぞれに、人生いろいろ起こる。

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こんなにもエントリーの間が空いたことはなく、ご心配とご迷惑をおかけしています。 毎日同じように布団の中で眠っているだけです。だけど今後の治療の大きな方針も立ちました。 まだまだがんばります。 先月先月21-から23日今月まだ、しかかけない。

木曜にケモ。 金曜に4回目ワクチン(オミクロン対応)。 ワクチンの副反応で38度超えの熱が出て、そこに抗がん剤の副作用の倦怠感と吐き気が重なって、かなり辛い。 この週末はずっと病臥。 熱が高いから、文字通りずっとこんこんと眠ってるだけ。20本立てくらいの悪夢を見る。 大事な食事会でポークローストを無惨に焦がしたり、友人たちと丘の上から巨大なキノコ雲を眺めたり、そういった類の大小の悪夢を次々と。 食