• みずき書林

からっぽ


希望は常にある。

でも、

なにを感じればいいのかわからない。

悲しいわけでも、苦しいわけでもないし、冷たくも熱くもない。

ただ空疎というか、無に近い。

なにも感じたくない。

なにかを感じるのが怖くて、無意識に感じたり考えたりすることを避けているような感じ。


自分の感情以外のもので空疎さを埋めたくて、なんでもいいから無のなかに詰め込んでしまいたくて、ひたすら長い小説を読んでいる。

アーヴィングとか、村上春樹とか。昔読んで面白かった/面白くなかった本を、ひたすら読んでいる。


それに疲れると、ある男の写真をずっと見ている。

昨日はじめて見た、すでにこの世にいないある男の写真。

みんながずっと見たいと思っていた顔。

人望があったとのこと。

穏やかで思慮深そうな眼をしていて、意志の強そうな口元と、運に恵まれていそうな豊かな耳朶を持っている。

この人はどんな人生を歩んだのだろう。


きわめてありきたりな感傷ながら、人それぞれに、人生いろいろ起こる。

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「わたしとはあなたでできている」

つくづく思うけれど、毎日、気持ちは変わります。 我ながら軽率なんじゃないかと思うくらい、気持ちは日々入れ替わります。 昨日はひどい気分でした。 今日はいい日でした。 それは午前中にもらった電話と、午後に会っていた人たちと、今日もらったいくつものメッセージのおかげです。 こうなる前までは、「大人は自分の機嫌は自分でとる」ということばに頷いていました。 毎日いろいろ起こるけど、大人たるもの、精神のバラ