いったいなに考えてるんだ。新潮社。
RTはもちろん、リンクも画像もアップしたくないから、ここではテキストだけで話を進めめる。
ここまで露悪的・悪趣味なキャンペーンだと、逆に何らかの意図があるのかもしれないと勘ぐってしまう。
いくらなんでも新潮社のスタッフも、これが下品なキャンペーンであることは自覚していると思われる。
ほんとに面白いと思ってやっているならただ愚かなだけだが、あえてやっているなら余計たちが悪い。
スタッフも作家も、低劣なバカ騒ぎであることを意識してやっているのであれば、たとえ批判されたとしても、
「こっちはそんなことはわかっててやってるんだよ」
「シャレがわかんねえやつはしょうがねえなあ」
「アンチだろうがなんだろうが、騒げば騒ぐほど、俺らの手の平で踊ってるだけ」
という冷笑的なスタンスで開き直って、批判や忠告をかわすつもりなのかもしれない。
炎上させて本を売ろうという目的なのだろうが、そんなことやって明日食うメシがうまいかよ。
ここまであからさまに品がないと、
・アカを乗っ取られでもして、新潮社が知らないところで起こったことなのか。
・この作家の裸の王様感を露呈させるために、自爆スイッチを起動させたのか。
・あるいは、数日後に誰も予想していなかったような痛快なオチをtweetしてくれるんじゃないか。
と、すがるような思いで期待している。
昨晩、以前に仕事をご一緒した先生から、メールをいただきました。
刊行したての新刊を買ってくださり、とても嬉しい感想を伝えてくださいました。
そういう声を聞けるのは、本を作る大きな喜びのひとつです。
そういう声は、やっぱり著者や関係者に伝えたくなります。
感想や意見を著者たちとシェアして、あらためて作った本について話し合うのは、(たとえ批判的な意見だったとしても、それがまっとうなものであるなら)よい体験になります。
でもそれは、褒めちぎってヨイショ感想文を送ったら金券がもらえる、ということとは全然違うのではないですか?
誰に媚びようとしているのでしょうか?
あるいは誰を小ばかにしようとしているのでしょうか?
良質な版元を代表すべき御社がやることではない。
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