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  • 執筆者の写真みずき書林

アストリッド・キルヒャー


アストリッド・キルヒャーが亡くなった。 ハンブルグ時代の初期のビートルズの写真を撮ったことで有名な写真家ですね。 画像検索でアストリッドの撮ったメンバーを見てください。 若いころのビートルズの、無名のロックンローラーのたたずまい。 スチュアートとアストリッドの美しさ。 バンドが世界的に有名になる前にピート・ベストは去り、スチュアートは21歳で死に、ジョンとジョージもそれぞれの死を迎え、アストリッドも死にました。 サー・ポールはあらゆる栄誉を手にして、なお健在です。 そんなことがこれから起こるとはだれひとり知らない、1960年のビートルズ。 最年少メンバーのジョージがカメラに向いている写真があります。 青いペンでトリミングの線が描き込んであるのが、いかにもアー写の素材らしい写真です。 後年のロン毛&髭面を想像することすら難しい、あどけなくつるつるした顔。 ちょっと斜に構えたポーズに皮肉屋であることが感じられますが、生真面目そうにカメラを見ています。 95年から『ビートルズ・アンソロジー』が発売になり(それすらもう25年も前なのか……)、当然すべての音源・映像を持っていますが、そのなかに当時のポールとジョージとリンゴが集まって芝生で話をするシーンがあります。 歳をとった3人が芝生で談笑したりセッションしたりする姿だけでも感涙ものなのですが、その最後に、 ポール「久しぶりに集まったね」 リンゴ「楽しかったよ」 ジョージ「これでもう20年は会わなくていいね(笑)」 といったやりとりがあったはずです。 実にジョージ・ハリスンらしくて好きでした。

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