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  • 執筆者の写真みずき書林

ワンピースを着たい。


昨年の8月に開腹手術をして、お腹にでかい傷跡があります。

大腸が半分なくなり、そのせいなのか、お腹が痛むやら下るやら。

その後、抗がん剤治療が始まり、副作用でこれまたお腹が痛むやら吐き気がするやら、日々いろいろ変化が起こります。

さらに、入院中に落ちた体重が戻りきっていないので、高カロリーの食品をできる限り摂取しています。そしたら当然ながら、お腹周りが優先的に太っていきます。


というわけで、腹部への圧がすごい。


現代日本に生きる人間の牡というものは、基本的にズボンを履くことになっています。

それ以外の選択肢はほとんどありません。

しかし、ズボンやらパンツやらというものは、お腹への圧迫感があるのです。


多少アブないことを書いているのかもしれませんが、ワンピースが着たい。

あれはお腹への圧がなくて着心地がよさそうです。


せめて家にいる時だけでもワンピースで過ごせないか、そんな欲求と戦う日々です。


クリームスタイルも楽そうだけど、アブなさはワンピースの比じゃない。


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