金曜日に、東京は内幸町で寺尾紗穂さんのライブイベントに行ったと書きました。
翌土曜日は沖田瑞穂先生とともに、朝のフライトで九州は大分県別府に向かいました。
立命館アジア太平洋大学の学長、出口治明先生に招かれての(仕事というより、ほぼ物見遊山の)旅です。
APUを見学して、鉄輪の温泉街へ。
夕方から、出口先生ほかの方々と会食。
そこで雑談していたら、なんと、出口先生も昨晩、寺尾さんのライブに来ていたことがわかりました。
内幸町ホールのキャパは100人前後といったところだったと思います。そんなに大きな場所ではありません。
別府の会食は、10人程度の少ないメンバーです。
翌日に、別府の温泉街の奥にある蒸し料理の店で会う予定の方に、前夜たまたま東京のライブ会場で一緒だったという、ちょっとびっくりする偶然でした。
ふたりで驚きつつ、音楽と著述というふたつの才能に恵まれている寺尾さんの声がいかに美しいか、といった話でしばし盛り上がったのでした。
2年ほど前、前職でいろいろ思いあぐねていた時期に、出口治明先生のセミナーに参加したことがあり、そこで会社の運営について質問して答えていただいたことがあります。
そのころ、出口先生の本をたくさん読んでいました。
寺尾紗穂さんは『マーシャル、父の戦場』に寄稿いただいていて、金曜夜のイベントも同書の編者・大川さんにお知らせいただいたのでした。
そして別府に行ったのは、来年一緒にインド神話の本を出す沖田瑞穂先生のお誘いでした。
いろんな方に様々な機会をいただき、あっちこっち顔を出していると、一見無関係のものがつながって、たまにこういう面白い偶然が起こるんですね。
とかなんとか思っていたら、旅も終盤で、沖田先生から「岡田さんは映画の『タリナイ』にも関係があるんですか?」と訊かれました。なぜ先生の口からその映画が? と思いつつ本と映画の関係を説明したら、『タリナイ』宣伝担当のアーヤ藍さんと沖田先生も、Honzのバーフバリ・マハーバーラタ企画で関係あったことが判明。
なんだかほんとに、いろんなところでゆったりとつながっているのでした。
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