top of page
  • 執筆者の写真みずき書林

床屋が裏山に掘った穴

なんかさー。

会わなくても何とかなるっていう感じが、ゆる~くじわ~っと浸透しつつある感じでさー。



致し方ない部分もおおいにある。

まわりの安全を考えれば、軽率なことはできない。

それは確か。


だから、もう嫌だとか。いますぐどうこうしたいとか。そんなことがいいたいんじゃない。

我慢はするし、できる。


でも。


これからはこんな感じが普通になるのかな。

モバイルで、リモートで。

自粛で、自宅で、自分ひとりで。

でもzoomがあるから、会わなくたって、だいじょーぶ。


直接会いたいなんて、旧世代の懐古趣味みたいになるのかな。

誰かと会うのは、河豚みたいなリスキーなご馳走になるのかな。



世界的な危機だから。

命にかかわることだから。

それはわかってる。わがままはできない。

でもこうなると、物わかりの良さそうな顔を続けるのもけっこうしんどいわ。



余はもういやじゃそちに会いたいと、聞き分けのない王様みたいな声を出したいけど、

じょうしきのあるおとなだから、そんなことはできません。


だから床屋が裏山に穴を掘るみたいに、ここに書くのです。


最新記事

すべて表示

岡田林太郎についてのお知らせ

岡田林太郎の妻です。 いつもこのBlogを楽しみにしてくださり、ありがとうございます。 かねてから病気療養中でした岡田林太郎が、去る7月3日の3:00ごろ自宅で息をひきとりました。 享年45歳でした。 一般的にみれば、早すぎる死といわざるをえません。 ですが本人は、短い人生だったけれど悔いはないとさっぱりした口調で申していました。 これもひとえに、夫と縁をもってくださった皆さまと充実した時間を過ご

もう一度ちからを

ずいぶん更新が滞りました。 まだ長い文章を書く余力がありません。 ただ自宅に戻り、療養しています。 どうか見守ってください。 ふたたび仕事をしたり、みなと会ったりする力を取り戻せますように。

退院しています

昨日、退院して自宅に戻っています。 ただし体調は万全とはいかず、吐き気、お腹の張り、高熱に苦しんでいます。 せめてそのうちどれかひとつだけでも治ってくれるといいのですが。 昨日も今日も仕事を再開するなど本格的な再起動にはほど遠く、ただベッドで横になっていただけです。焦ってはいけないと言い聞かせつつ。

bottom of page